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保育園無償化で第二子減額はどうなる?

2019/08/12
 
この記事を書いている人 - WRITER -
東京出身、東京都文京区在住のアラサーサラリーマンです。 共働きで、子育て・仕事と頑張っています。 自分用のメモもかねて、日々の生活で調べた事、学んだ事、経験したことを記事にして紹介します。

10月から始まる消費増税を財源に、保育園の無償化がスタートします。2019年7月の選挙で自民党が負けた場合、消費増税先送り=保育園無償化も先送り、となる事を懸念していましたが、自民党の過半数議席確保で終わりましたので、予定通り10月から無償化スタートとなりそうです。

保育園無償化の概要

詳細内容は他にたくさん詳しいサイトが有りますので、ここでは触れませんが、ざっくりした概要は以下の通りです。

・公立/認可保育園に通う3歳児クラス(*注1)以上の学年の園児について、保育料が無償となる。

・上記に関して、年収の要件は無く、全ての世帯が対象。

・0-2歳児クラスについても無償制度は有るが、住民税非課税世帯・生活保護世帯が対象なので、基本関係無し。

・保育料は無償だが、延長保育料や教材費、給食費などは実費負担となる可能性有。

・認可外保育園と幼稚園についても補助金の支給有り。

・政府の方針は決定しているものの、各自治体にて、具体的にどの様な制度として落とし込んでいくのか検討中の段階。

(*注1)いつも混乱しますが、その年の4月1日時点で3歳である子供が入るのが3歳児クラスです。その子供は3歳児クラス在籍中、翌年3月末までに4歳になる事になります。

どのくらいの効果?

3歳以降とはいえ、無償になるのは素晴らしいですね。特に共働き世帯にとっては、年収要件が無いというのが嬉しいです。

一方で、認可保育園に入れた人だけが得をするという事で、幼稚園から認可保育園へ移るなど、保活がさらに激化するという懸念も有るようです。。

我が家では、娘が来年度から3歳児クラスになりますので、保育料月額2万2000円程度、年間26万4000円が無償になる見込みです。

消費増税分2%でこれだけ払うには年間1320万円の買い物が必要ですので、増税分は余裕でPayする計算です。

社会の他の方々に支えて頂いていると思うと恐縮ですが、今後我が家の娘達が卒園しても続くと思いますので、今はありがたく享受させて頂こうと思います。

気になる第二子減額はどうなる?

無償化に伴い、気になるのは第2子減額についてです。現在の制度では、第2子を保育園に預ける場合、保育料の減額が適用できます。

自治体により差はありますが、文京区では、第1子・第2子共に保育園に在籍していれば、第2子の保育料が半額となります。

この効果はかなり大きく、特に第2子が0-2歳の場合はベースの保育料も高いですので、1.5~2万円程度の減額が期待できます。

保育無償化によって、この第2子減額が廃止となった場合、逆に持ち出しが多くなる家庭も有りますので、どのような取り扱いになるのか気になるところです。

Web検索しても明言しているサイトは見当たらないので自分で調べてみたところ、内閣府の資料を見つけました。どうやら、各自治体での制度詳細検討のために配布されたもののようです。

その中の3-16という項目で以下のように述べられていますので、政府の方針としては「第二子減額は継続」という事ですね。

内閣府:幼児教育の無償化に関するFAQ(2019 年2月18 日版)https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/administer/setsumeikai/h310218/pdf/2_s2-5.pdf

3-16現行の保育料多子軽減の制度は今後も続きますか。例えば、第1子が保育所の5歳児クラス、第2子が1歳児クラスに在籍のような多子世帯の場合、第1子の保育料が無償となっても、第2子はこれまでと同様に減免されますか。
現行の多子世帯の保育料負担軽減や、これに係る年収制限の設定について、今般の無償化に併せて変更する予定はありません。そのような例も含め、第2子以降の3号認定子どもは、これまでと同様に減免されます。


内閣府:幼児教育の無償化に関するFAQ(2019 年2月18 日版) https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/administer/setsumeikai/h310218/pdf/2_s2-5.pdf

もちろん、各自治体の検討次第の部分は有ると思いますが、ひとまずはホッとしました。

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