【お受験】お茶の水・筑波・学芸大附属の内部進学制度を調べてみた【国立附属校】
2021/01/15
この記事を書いている人 - WRITER -
東京出身、東京都文京区在住のアラサーサラリーマンです。
共働きで、子育て・仕事と頑張っています。
自分用のメモもかねて、日々の生活で調べた事、学んだ事、経験したことを記事にして紹介します。
国立大学附属幼稚園・小学校・中学校・高校(お茶の水大学附属、筑波大学附属、東京学芸大学附属)の内部進学について調べてみました。
公式の情報というものがなかなか少なく、多分に噂や過去の情報を含むことご留意ください。個人的なメモの要素が強いので、実際にご自身でも情報収集のうえ、ご判断いただければと思います。
まとめ
調べた情報を、簡単に図にまとめてみました。
細かいので拡大してご覧ください。
幼稚園→小学校の内部進学
お茶の水女子大学附属幼稚園(60)→附属小学校(105うち内部55)
- 附属幼稚園への入園は、3歳児入園40名(男女各20名)、4歳児入園20名(男女各10名)
- 附属幼稚園から附属小学校へは、内部試験を受ける事で進学可能
- 毎年ほぼ全員が内部進学しており、実質的には希望すれば進学できるものと思われるが、数名(5名?)は試験を受けても脱落するといううわさも有り。詳細は以下記事参考。
- 附属小学校の入学定員105名に対して、最大で内部生60名(例年50名強)、一般枠は50名~55名程度
学芸大学附属幼稚園竹早園舎(35)→竹早小学校(80うち内部35)
- 幼稚園への入園は、4歳児入園35名程度(男女各15名強)
- お茶の水同様に内部試験で進学、実質希望者全員が進学できるものと思われる。
- 竹早小学校の入学定員80名に対して、最大で内部生35名、一般枠は40名強程度
学芸大学附属幼稚園小金井園舎(50)→小金井小学校(105)
- 附属幼稚園への入園は3歳児50名(男女各25名)。うち若干名は障害のある幼児として別で選考。
- 小金井小学校への内部進学制度は無い。ただし附属幼稚園生が小金井小学校の試験を受け通過した場合は、最後の抽選無しで合格となるという優遇制度がある。
- 毎年附属幼稚園から数名が小金井小学校に進学している模様。小学校定員は105名弱(35名×3学級 男女の内訳は応募者の多い方が53名、もう一方が52名)。
小学校→中学校の内部進学
お茶の水女子大学附属小学校(105)→附属中学校(120うち内部70)
- 附属小学校から6~7割にあたる70名程度が内部進学する。
- 試験問題は一般受験と同じ、日程も同じ。
- 附属中学校の定員120名に対して一般受験は約50名(男子約20名、女子約30名)
お茶の水女子大学附属と筑波大学附属の間での提携校進学制度
- 2018年4月の進学より提携校進学制度が発足。
- お茶小から筑波中、筑波小からお茶中、お茶中から筑波小、筑波中からお茶校(女子のみ)への進学が可能。
- 入学志願者評価と志願理由書のみの書類審査で学力テストなし。
- 当初5年間のトライアルのようで、2022年4月進学までの模様。
一応、以下が両校からの公式コメントのようですが、どこまで信ぴょう性が有るのか不明です。普通に考えて、お茶の水から筑波へは完全にランクアップですからね。
また、実際に進学実績があるのかも不明です。
国立大学法人筑波大学と国立大学法人お茶の水女子大学は両大学間の連携及び研究に関する協定に基づき、両大学附属学校間においてもお互いの機能強化の一層の充実を図るための連携協力の一環として、提携校進学制度を設置することとしました。特定の生徒のための制度ではありません。 募集人員については平成29年9月に配布予定の平成30年度生徒募集要項に記載する事項となっておりますが、現時点では昨年度と同様の募集人員を予定しております。 この提携校進学は、両大学間の協定の期間を踏まえ、まずは5年間実施する予定としています。
筑波大学附属小学校(128)→附属中学校(205?うち内部120)
- 附属小から8~9割にあたる120名程度が内部進学する。
- 試験内容は一般受験とは異なる。
- 附属中の定員205名に対して、一般入受験は80名(2020年入試より65名から増枠された)
- 上記、お茶の水との提携校進学制度も参照。
学芸大学附属竹早小学校(80)→竹早中学校(160うち内部80弱)
- 附属小からは、推薦を受けた希望者は全員内部進学可能。
- 例年、ほぼ全員の80名弱が内部進学。
- 竹早中の定員160に対して、一般受験は80名強。
学芸大学附属世田谷小学校(105)→世田谷中学校(160うち内部100)
- 世田谷小からは約9割にあたる100名が内部進学する。
- 一般入試とは異なる試験を受ける模様。
- 世田谷中の定員160に対して、一般受験は60名。
学芸大学附属小金井小学校(105)→小金井中学校(160うち内部100)
- 小金井小からは約9割にあたる100名が内部進学する。
- 一般入試とは異なる試験を受ける模様。
- 小金井中の定員160に対して、一般受験は約60名。
学芸大学附属大泉小学校(90)→国際中等教育学校(160うち内部45)、竹早/世田谷/小金井中学校(各160うち内部20)
- 約5割に当たる45名が国際中等教育学校へ、20名が竹早、世田谷、小金井へ内部進学する。
- 各校への内部進学には、内部進学用の試験があったり、無試験(形式だけ外部試験と同日に試験を受ける)、面接など、また科目数も4校で異なる。
中学校→高校への内部進学
お茶の水女子大学附属中学校→附属高校(女子120うち内部60)
- 女子の人数の80%が進学可能で、例年60名弱程度が内部進学する。
- 外部進学する層もいる為、希望しても進学できないのは年に数名という噂も有り。
- 12月に内部入試を受け、2月にも一般入試を受ける。ただし、一般入試の結果が極端に悪いなどが無ければ、内部入試さえクリアすれば進学できる模様。
- 附属高校は女子高となる為、男子は全員が外部受験する。
- 上記、筑波との提携校進学制度も参照。
筑波大学附属中学校(205)→附属高校(240うち内部160)
- 附属中から、約8割にあたる160名程度が付属高校に内部進学する。
- 内部連絡入試(一般入試とは異なる)を経て、男女それぞれ上位80%が付属高校に進学できる。
- 上記、お茶の水との提携校進学制度も参照
学芸大学附属竹早(160)/世田谷(160)/小金井中学校(160)→附属高校(320うち内部214)
- 附属中学3校からの進学枠は共通で男女各107名(以前は各120名だった)
- 一般受験と同じ試験を受ける。
- 竹早からは160人中45%程度の70名が附属高校に進学。
- 世田谷からは160人中50%程度の80名程度が附属高校に進学。
- 小金井からは160人中30%程度の50名程度が附属高校に進学。
- 附属高校の定員320名に対して一般枠は100名程度。
高校→大学への内部進学
お茶の水女子大学附属高校(120)→お茶の水女子大学(内部10)
- 高大連携の一環として、お茶の水女子大への特別選抜枠が10名程度ある。
学芸大学附属高校→東京学芸大学
- 附属高等学校から東京学芸大学への優先入学制度は無い。
この記事を書いている人 - WRITER -
東京出身、東京都文京区在住のアラサーサラリーマンです。
共働きで、子育て・仕事と頑張っています。
自分用のメモもかねて、日々の生活で調べた事、学んだ事、経験したことを記事にして紹介します。
Comment
内部進学の図はどこの書籍よりも見やすいです!!頻繁に参考にさせていただきました。