【文京区の保活】 新規開設保育園の探し方
来年2020年4月の入園を目指す保護者にとって気になるのは、やはり新規開設の保育園がどこに出来るか?だと思います。
文京区の保育園数は年々増加しているとはいえ、まだまだ希望者全入には遠く、入りやすさを求めるのであれば新規園がおすすめです。我が家も2019年4月入園で新規開設園に兄弟入園しました。
ただ、この新規園情報が文京区の幼児保育課のホームページに情報が上がってくるのは、例年秋ごろから。もっと早く知りたい!という方のために、新規園情報の探し方をお教えします。誰よりも早く新規園情報をゲットしましょう。
文京区 区議会の資料は公開されている
文京区は非常に情報公開が進んでおり、区議会やその下部委員会の会議資料及び議事録が公開されています。
議会の下には、総務区民委員会、厚生委員会、建設委員会、文教委員会の4つが常任委員会として存在しており、その中で、保育園に関する議論を担当しているのは文教委員会です。
文教委員会は、毎年2月、6月、9月、11月に定例会議が開かれ、その他にも必要に応じて開催されています。資料及び議事録の公開リンクは以下の通りです。
会議資料: https://www.city.bunkyo.lg.jp/kugikai/siryou/bunkyo.html
議事録 : https://www.city.bunkyo.lg.jp/kugikai/iinkaikiroku.html
実例紹介
水道地区の新規園情報(会議資料)
文教委員会の資料を読み込むと、こんなことが分かるという一例として、2019年7月時点での、水道地区の新規開設園情報をご紹介します。
文教委員会 令和元年6月定例議会にて、報告事項1として、「区立青柳保育園仮園舎における私立認可保育所の開設について」が上がりました。内容は以下の通り。
引用元:https://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0180/7791/20190625_bunkyo_2.pdf
区立青柳保育園仮園舎における私立認可保育所の開設について
1 概要
区立青柳保育園については、園舎の老朽化に伴う改築工事に当たり、旧水道交流館及び水道二丁目児童遊園の敷地を活用して仮園舎を建設し、園児の保育環境を整えた上で、円滑に運営を行ってきたところである。
本年 8 月に新園舎竣工を予定しており、青柳保育園退居後については、入園待機児童を解消するための緊急対策として、当該仮園舎を活用し、民間事業者の運営による認可保育所を開設することとする。2 施設概要(予定)
種別:児童福祉法に定める認可保育所(私立)
所在地:( 地 番 ) 文京区水道二丁目 9 番 6 号(6所在地図参照)
開設年月日:( 予 定 ) 令和 2 年(2020 年)4 月 1 日
定員等:( 予 定 ) 73 人程度(1 歳児から 5 歳児まで)
建物の状況: 鉄骨造 地上 3 階建
延床面積: 653.93 ㎡
開所日: 月曜日から土曜日まで。ただし、祝日及び年末年始は除く。
保育時間 7 時 15 分から 19 時 15 分まで
※そのうち 7 時 15 分から 18 時 15 分までを基本保育時間、18 時 15 分
から 19 時 15 分までを延長保育時間とする。3 運営方法
民間事業者と 10 年間の定期借家契約を締結の上、建物を貸し付け、民間事業者が運営を行う。4 事業者の選定方法
プロポーザル方式により民間事業者を選定する。5 今後のスケジュール(予定)
令和元年 7 月~9 月 運営事業者公募・決定
令和元年 9 月以降 運営事業者による説明会
令和元年 12 月 東京都児童福祉審議会(保育園開設計画承認)
令和元年 9 月以降~令和 2 年 1 月下旬 補修等工事、開園準備
令和 2 年 3 月 東京都児童福祉審議会(保育園開設認可)
令和 2 年 4 月 1 日 保育所開
上記のように、現在はただの計画であり、今後運営事業者を公募していく事になりますので、新規園開設が確定したわけでは有りませんが、昨今の保育園開設の助成金の充実などを鑑みると、ほぼほぼ確実かと思います。
水道地区に更に追加の新規園?(議事録)
上記の「区立青柳保育園仮園舎における私立認可保育所の開設について 」という報告事項に対して、どの様な審議がなされたのかは、議事録を見る事で確認できます。なお、本案は賛成8、反対0で可決されました。
また、議事録を読んでいて初めて知ったのですが、どうやら、青柳保育園仮園舎の目の前にも認可保育園ができる予定のようです。
引用元:https://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0181/9574/0625bunkyou.pdf
○小林委員:
青柳保育園の仮園舎の近くには、園庭やプールのない保育園が多くて、仮園舎の園庭は、すごく狭かったにも関わらず、そこに設置されたプールを借りに、夏は近隣の保育園が一杯来ていたんですが、仮園舎の目の前にももう1か所、認可保育園ができる予定と聞いています。これまで、青柳保育園はそうしたハブ園庭、ハブプールの役割を果たしてきましたが、今後もそうした役割を、公設公営園ではないですけれども、次の事業者にも果たしていただきたいと思います。
絶対にまだ区の幼児保育課ホームページでは公開されていない情報なので、こんな情報を少しでも早く知れるというのは、かなりのアドバンテージだと思います。
子ども施設担当課長からも、以下の2園の新規開設は確実との発言も有ったようです。
中川子ども施設担当課長
来年度の見込みについては、区で今、進めているところで、今回御報告させていただきま したこの青柳保育園仮園舎に開設される私立認可保育所、あと、先日の特別委員会でも御報 告をさせていただきました、今度9月に開設される新園までは確実というところで御報告を させていただきましたけれども、今、話を進めている園等もありますので、そこにつきまし ては、確実に開設できることが明確になった時期になりましたら、また議会等での御報告を させていただく予定でございます。
文京区議会 会議録検索サイト
上記のように、個別の会議議事録(速報)を探す事も出来ますし、ある程度の時間がたったものに関しては、以下のサイトにアップロードされ、全文検索がかけられるようになっています。
https://www.city.bunkyo.tokyo.dbsr.jp/index.php/1420318?QueryType=New
「保育所 開設」「保育無償化」などのキーワードで簡単に各議員・区役所職員の発言がピックアップできますので、非常に有用です。
文京区は情報公開が非常に進んでいますので、せっかく公開された情報を有効活用できるように、目を光らせていきたいと思います。