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知床旅行に行ってきました【子連れ旅】【KIKI知床、クリオネキャンプ場】

 
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東京出身、東京都文京区在住のアラサーサラリーマンです。 共働きで、子育て・仕事と頑張っています。 自分用のメモもかねて、日々の生活で調べた事、学んだ事、経験したことを記事にして紹介します。

3歳、5歳の子連れで北海道の知床に旅行に3泊4日で行ってきました。
おすすめスポットや、総額いくらかかったのか、ご紹介します。

おすすめ子連れ観光スポット

知床五湖

説明は省きますが、世界自然遺産内の有名なスポットですね。
高架木道だけの往復1.6kmのルートにしましたが、幼児にはちょうどよかったです。3歳児連れだと、途中おんぶ抱っこも含めて1時間弱程度かかりました。
高架なので、林の中を歩くような事は出来ないのですが、海までの見晴らしも良く、後ろを振り向けばきれいに知床連山が見えるという気持ちの良いコースでした。動物には会えませんでしたが、パークサービスセンターで剥製を見て子供たちはビビってました。

羅臼ホエールウォッチング

羅臼にはいくつかのホエールウォッチング会社が有るのですが、その中でも知床ネイチャークルーズを選びました。理由は以下。

  • ベネフィットステーションの割引で大人8,800→8,000円の割引が大きい
    JAF会員、リロクラブ会員、イオンカード、羅臼の宿の宿泊者限定割引も同額で有り。
  • 船が大型なので、揺れが少なく快適。デッキも広いので、場所取り合戦もそこまでひどくない。
  • トイレがキレイ。ウォシュレット完備。
  • Webページがきれいで、Q&Aや動物ごとの発見率の公開も信頼できる。

幼児のお昼寝を考えると13:00出発はきつく、9:00出発12:00帰港の便が適しているかと思います。ウトロ側に宿泊している場合は車で知床峠を抜けるので、8時前にはホテルを出ないといけない感じですね(飛ばして1時間弱)。
羅臼道の駅の裏手の受付でチェックインを済ませて、港側の駐車場に車ごと移動します。

運次第では有りますが、イルカの大群とマッコウクジラ、ツチクジラに出会うことが出来ました。写真のようなジャンプは見れませんでしたが、何度か息継ぎをして、尾びれを上げて深く潜っていく様子を見ることが出来ました。
北方領土のロシア領海が有り、あまり奥まで入っていく事は出来ない為、ロシア側にクジラがいると遠くから眺めるだけになってしまいますが、まわりの船とも無線で交信しながら探し回ってくれます。
相当近くないと幼児が「クジラを見れた!」となるのは難しいかもしれませんが(5歳の娘は見れた!と、3歳娘は分からなかったようでした。)、イルカはかなり頻繁に表れるので、見れてうれしそうでした。

エゾジカファーム

斜里からウトロに向かう道沿いに、エゾジカファームという場所が有ります。
エゾジカ肉の直売と、柵越しにエゾジカにエサを上げることが出来ます。
残念ながらコロナ禍で直売は休止中、エサの販売も休止中との事でしたが、電話してみたところ、近場の草をエサとしてあげて構わないという事で、近くの雑草を手で食べさせてあげることが出来ました。

かなり大量のシカが広い放飼場に飼われていて、人間を見ると柵際に大挙して寄ってきます。お肉になるシカさんだと思うと少し複雑な気分ですが、野生ではないですが北海道のエゾシカを見た!という体験にはなるかと。

神の子池

斜里から弟子屈に向かう途中にある、自然スポットの神の子池です。
写真の通りの緑青のような神秘的な池が見られます。こんな色になるのは透明度の問題と、湧き水で水温8度と冷たく、微生物があまり繁殖しないからなんですかね、不思議です。
国道から離れて、砂利道(結構凸凹が有るのでダート道?)を1kmほど行くと広い駐車場が有ります。
池までは木道が整備されていて、ぐるっと一周できます(所要10分)。観光客も少なく、静かな森を堪能できるので良かったです。

900草原展望台

弟子屈の町の裏手にある丘の上に有る町営900草原の展望台です。
丘の頂上なので360度牧草地のパノラマを楽しめます。展望台がちょっと錆び錆なのが玉にキズですが、ドライブがてら休憩と写真撮影におススメです。

渡辺体験牧場

弟子屈の郊外にある渡辺体験牧場では、乳しぼりやエサやり、バター・アイス作り等様々な牧場体験ができます。3歳児でも問題無く参加できました。

牧場の牧場なのか原っぱが解放されていて、ボールやフリスビー、おもちゃの車なども有、体験の後は草原を走り回ることが出来ます。
大きなトランポリンも置いてあって、子供たちはそれがお気に入りのようでした。

美幌峠展望台

駐車場から展望台までは階段で10分ほど。屈斜路湖と湖に浮かぶ島を見下ろす絶景が楽しめます。思ったよりも標高差が有るので、写真映えもすごいです。反対側は北海道らしい牧草地の緑が地平線まで。
子供達は、景色そっちのけで展望台に有る石を重ねて積んで、ケルン作りに熱中していました。

北海道立オホーツク公園 ぼうけんの森

オホーツク公園という、キャンプ場やゴルフ場なども有る大きな道立公園の中にある、屋外遊具広場が「ぼうけんの森」です。

他所では見たことが無い様な巨大な大型ネット遊具(高さ15メートル)、長さ50メートルのローラースライダー等、子供にとっては夢のような遊び場でした。
巨大なトランポリン(東京で言うと、昭和記念公園にあるようなドーム型の物)もいくつも有って、オホーツク海を遠くに眺めながら遊べます。

どうやら、「ころころ広場」というボーネルンドの様な屋内遊具施設も有るようで、これらが全部無料で利用できるとは、信じられませんでした。

総額費用:16万円

総額は、約16万円でした。
家族4人 3泊4日で現地レンタカー利用、航空券はマイル利用、ホテル2泊のキャンプ場ゲストハウス1泊のコストです。

移動宿泊観光食事お土産
23,115円84,000円27,100円25,884円3,603円
Total163,702円

移動費:2万3,000円

空港送迎タクシー

家から空港、空港から家までは定額タクシーを利用しました。
値段は張りますが、満員電車でのコロナも気になりますし、子供の機嫌・荷物運びで苦労するよりは、家の前まで迎えに来てくれるタクシーを利用するのがコスパ良しと思います。
行きはKMタクシー7400円+高速910円、帰りはエコタクシー6000円+高速910円でした。KMタクシーは料金変わらず大型車も手配できますので重宝しています、時間ぴったり等ホスピタリティもGoodです。エコタクシーは普通のタクシーですし、予約時間に遅刻してきたりもするので、まぁ値段相応という所でしょうか。

飛行機

東京羽田空港から北海道の女満別空港まではJALマイルを使った特典航空券を利用しましたので無料です。国内線は燃油チャージも無いのが助かりますね。一人15,000マイルで4名分確保しました。
割引料金でお金を出して買うと往復3万円弱なので、やはり国内線のマイルの換金効率は良くないのですね。また、Air Doも飛んでいるようで、そちらだと片道1万円を切るような価格設定も有るようです。
我が家はいつもサクララウンジのキッズラウンジで遊び・ご飯を食べて出発までの時間をつぶすので、JAL一択になっています。

レンタカー

タイムズレンタカー女満別空港前店で3列シートのミニバンを借りました。
家族以外に同行者がいたので少し大きめの車にして、レンタカー代とガソリン代は割り勘したので安く上がりました。レンタカー代が3万円弱ぐらい、ガソリン代が5000円ぐらいでした。

飛行機が到着して到着ロビーに入ると、目の前にレンタカーカウンターが並んでいます。お店までは車で送ってくれるのですが、タイムズレンタカーが一番送迎が遅く待たされました。お店でも手続きで待たされるので、出発できるのは飛行機が着陸してから1時間後ぐらいですかね。保険関係の説明など、オンラインでできるものは事前に済ませておくのが良さそうです。

宿泊費:8万4000円

KIKI知床ナチュラルリゾート

知床ウトロの「KIKI知床ナチュラルリゾート」に2泊しました。
ナチュラルグループルームという和洋室、朝晩ブッフェ付きで大人1人1泊17,000円ほどでした。子供も朝晩とお布団付きにしてもらったので、子供1人1泊4400円でした。家族で1泊4万円超えですから、安くは無いと思いますが、国内ホテルの価格設定もGo To Travel前提では!?というぐらい全体的に上がってますし、しょうがないですかね。

ウトロのホテルで良さそうだと思ったのが「北こぶし知床 ホテル&リゾート」とKIKI知床だったのですが、両方とも同じ会社が経営しているグループホテルのようです。北こぶしは大人向け、KIKI知床は子連れファミリー向けの印象を受けました。
以前は、知床プリンスホテル風なみ季というホテルだったようですが、2018年にリニューアルしたようで、内部もきれいにリノベーションされています。
子供達はウッドデッキのハンモックがお気に入りでした。


今回はナチュラルグループルームという、ベッドに2台のベッドルームと、12畳の和室がつながった部屋にしました。
十分な広さで洗面台も二つあって満足なのですが、ベッドルームと和室の間に扉やふすまが無いので、子供たちが寝たら、部屋中を暗くしないといけなくなり、大人の居場所が有りません。館内もコロナ対策でカフェやバーも有りませんので、温泉に入るか寝るかしかない状態でした。


ロビーもシアターが有ったり、動物の形のソファが有ったりと面白いのですが、なんとボーネルンド監修のキッズルームが有ります。チケットを渡されて1泊につき1回使用できるようでした。ボールプールやサイバーホイールという中に入って360度転がす事の出来るエアの筒が有って、子供たちは大興奮でした。


ブッフェはかなり美味しく、種類も豊富で満足度高いです。
海鮮丼や海鮮茶漬け、北海道のから上げであるザンギ、ワサビソースのミニステーキも美味しかったですね。
夕食のジュースやお酒は別料金で、値段も高めでしたが、ドリンクカウンターで注文して部屋料金に付け払いにすることが出来ます。


温泉は広いですが普通な感じ。露天も有りますが、源泉かけ流しなのか湯温が高かったです。

クリオネキャンプ場

せっかく北海道に来たので、自然の中にも泊まりたく、知床半島の付け根付近にある町のクリオネキャンプ場に1泊しました。キャンプと言っても、子供も小さく装備の準備も手間なので、ゲストハウス1棟貸し切りというプランにしました。

通常はドミトリーとして使用されているであろう建物で、大きなキッチンがついていたり、ベッドルームがカプセルホテルや二段ベッドのような形式で10人近く泊まれる仕様になっていたりと面白かったです。
お風呂は無いのですが、徒歩5分の温泉の割引が有るので、キャンプ場受付で大人200円で買えます、子供は無料。ただし、無人の温泉らしくちょっとドキドキします。シャワーだけでよければ、宿泊者は管理棟で浴びることが出来ます。

ゲストハウスのテラスでBBQも出来、道具や炭・火つけ道具なども貸し出しが有るので、手軽に野外BBQを楽しめます。夜は暗くなるのでLEDランタンも借りましたが、良い雰囲気でした。

どうやらここは、元々はバイカーズキャンプサイトだったようで、最近はグランピング的なファミリー向けも目指してリニューアルしたようです。バイクのツーリングを楽しむ方々が沢山いて、管理棟のロビー(漫画が沢山)にたむろって語り合っていました。

観光費:2万7,000円

上記の通り、景色を楽しむような旅行でしたので、ホエールウォッチング大人8,000円と牧場体験ぐらいしかお金はかかりませんでした。

食費:2万5000円

ほとんどハズレは無かったですが、特におススメのお店を町ごとに紹介します。

ウトロ 道の駅シリエトク

ウトロの海鮮で調べると、この道の駅のレストランと、ウトロ漁協婦人部食堂という2つが人気のようですが、後者の方が人気なのか、お昼時にはすごい行列、さらに一部食材が売り切れ状態になっていたので、あきらめて道の駅に鞍替えしました。
道の駅の方は結構空いていて、味も最高でした!
2,000円前後で新鮮な海鮮丼が楽しめます。3歳の娘はいくら丼の「いくら」をほぼ1人前完食。

羅臼 知床食堂

羅臼で気軽に子連れで入れるのはこちらでしょうか。
2階の方が広いカフェテリア的な感じらしいのですが、1階の小さい方のお店で個上がりの座敷席にしました。
メニューはこちらから見れます。ここでは奮発してうに丼4,400円を注文、最高でした。海鮮ラーメンも出汁が美味しくておススメです。

網走 カフェロッジ

道立オホーツク公園から車ですぐの場所にあるカフェです。
この辺りはお店が少なく選択肢もあまり無い中で行ってみたのですが、期待以上でした。パスタやピザがメインですが、子供用にオムライスなども有ります。
パスタ・ピザはかなり本格的で、大満足でした。
お店は名前の通りログハウスのような感じで、店内の天井にもツタを這わせていてオシャレでした。少ないスタッフで回しているようなので、昼時は席を予約して、早めの時間が良いかと思います。後から入店してきた方々は、かなりの時間料理を待っていました。

お土産費:4,000円

ほとんど何も買ってませんが、羅臼で昆布や海鮮を少しだけ買いました。
あとは地ビールも買いましたが現地で飲んでしまいました。

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